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レイオウの日記

世界の動きを理解する上で、ポイントとなる最新ニュースや注目企業の動向・施策を、王の緻密な分析と外国人の視点によって読み解くサイトです。

シャープ買収案を巡りメーンバンクが対立!みずほvs三菱東京UFJ「冷戦勃発」の可能性

誰も責任を取らなくていいのか

経営危機に陥っているシャープは2月25日、世界最大の電子機器受託生産会社である台湾の鴻海精密機械工業から出資を受け入れると発表した。シャープが行う第三者割り当て増資に鴻海側が応じることでシャープの66%の株式を握り、傘下に収める。

しかし、この提携は問題だらけだ。これでシャープが再生するとはとても思えない。その理由は、経営陣、銀行、株主の誰もが「責任」を取っていないからだ。

倒産したり、あるいは倒産しかけたりしたダメな企業が再生するには、「前提条件」が一つあると筆者は常々考えている。それは「責任を取る」というけじめの問題だ。責任には、「経営者の責任」、「金融機関の貸し手責任」などがある。経営者は会社を去り、状況によっては株主代表訴訟の対象となるべきだ。

金融機関も自己責任でダメな会社に金を貸し続けたのだから、損害をかぶって当然だろう。投資という行為も自己責任だから、企業価値が毀損したら株主も自己責任で損害をかぶらなければならない。これが資本主義の大原則だと思う。

しかし、今回の鴻海によるシャープ買収のスキームを見ていると、誰も責任を取っていない。当面、シャープの経営陣はこのまま居座ることができるし、銀行側も債権放棄に応じなくて済む。これまで、再建に必要なリソースを逐次投入して小手先の改革に終始してきた経営陣と銀行は安泰というわけだ。 

gendai.ismedia.jp

 

 

株主は例え個人株主であっても、会社の経営がうまく行ったときにはアップサイドを享受できます。同時に債権者よりジュニアであることが法定されている以上、債権者より先にダウンサイドリスクが発現するのが世界のルールです

銀行が経営陣を送り込み、実質支配するという日本特有の慣行がある場合、メインバンク責任を問われる度合いは必然的に高くなるのです。

銀行が経営陣を送り込み、実質支配するという日本特有の慣行があることについて、私見ですが、銀行がお代わりに役員派遣はよくない。文系と官僚的な銀行員は電子、電気メーカー会社を救おう到底思わない。

世界で適任CEOを探して、代理管理する方がいい。銀行は債権を持って、再建を関与ぜず、世界で適任CEOを雇用して、シャープを救おうも一つ方法ですね。

「CEO」とは、Chief Executive Officerの短縮形です。「最高経営責任者」と訳されますが、Executiveの意味は、「実行する、執行する」なので、直訳すると「実行する役員の長」なのです。取締役会で決めた会社の方針にもとづいて、事業運営を実行する役目の長が「CEO」です。経営に責任を持つのは「取締役」であって、「CEO」ではありません。

そもそも、厳密というとCEO=社長ではないですね。有能なCEOに入れ替えて、銀行は監視するだけでいいでしょう。